エカテリーナ・ガモワ - バレーボールの世界的スターをスキャン
海辺で過ごす夏は最高です。ビーチで昼寝したり、バレーボールをしたり。エカテリーナ・ガモワは女子バレーボールロシア代表選手です。国際バレーボール連盟は、夏期キャンペーンの一環としてエカテリーナをArtec MHスキャナで撮影し4mの女子スポーツ選手像を作成しました。
国際バレーボール連盟(FIVB)は、世界中のバレーボール協会を統括している連盟です。スター選手達を宣伝する為「FIVBのヒーロー達」と題したキャンペーンを展開しました。ケリー・ウォルシュ、エマニュエル・レゴ、そしてエカテリーナ・ガモワを含む29体の巨大なスター像を作成するキャンペーンです。
エカテリーナの身長は202cmで、2010年の世界選手権では金メダルと大会MVPを獲得しています。今年の初めアーテックは彼女の全身をスキャンしました。身長が高いので、工程を2度に分けてスキャンしました。肩から足先までのスキャンは、約5分で終わりました。
次に頭部です。スキャンの難しい頭髪にはベイビーパウダーを振りかけ、頭部全体は1分以下でスキャンしました。エカテリーナは次のように言っています。「スキャンはとっても楽しかったです!この像をきっかけに多くの人がバレーボールへ関心を寄せてくれることを願っています」。スキャンデータは、Artec Studioで編集しました。そしてドイツの会社3D Cultureが、グラスファイバーを用いてロシアのバレーボールスターそのものの4m像を作りました。
この像は、2011年7月にローマで開催されたFIVBビーチバレー世界選手権にて初めて公開されました。バレーボールの宣伝の為、FIVBトーナメントまで飾っている予定です。スキャンの工程は、下のビデオにてご覧頂けます。