ワイヤレスという自由。スマートデータキャプチャ
Artec Leoは、スキャンを可能な限り簡単かつ楽にするよう設計された、業界で唯一のワイヤレスで、しかも完全にスタンドアロンのプロ仕様3Dスキャナです。新しいNVIDIA Jetson TX2プロセッサを搭載し、5インチのHD内蔵ディスプレイとバッテリーを搭載した高速で正確、そして高品質のデータキャプチャを実現する究極の万能3Dスキャンソリューションです。
Artec Leoは従来の2倍以上の電力で動作し、作業のあらゆる段階で精度を保証し、ユーザーが成功する環境を最初から提供することができます。
用意。セットアップ。スキャン。
3Dスキャンの背後には高度な技術がありますが、3Dスキャンはロケット科学のように難しいものではありません。4段階の簡単なステップでLeoとスキャンを開始する方法をご覧ください。
お客様の声
技術仕様
画面 | 内蔵タッチパネルスクリーン |
処理 | オンボードリアルタイム処理 |
ボリュームキャプチャゾーン | 160,000 cm³ |
最大3D再構築率 | 80 FPS |
最大3D解像度 | 0.2 mm |
最大3Dポイント精度 | 0.1 mm |
色解像度 | 2.3 mp |
構造化光源 | VCSEL |
位置センサー | 内蔵された9 DoF 慣性システム |
マルチコア処理 | NVIDIA Jetson TX2 |
電源 | 内蔵された交換可能なバッテリー |
接続性 | ワイヤレス |
多言語サポート
英語、中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語で利用可能なインターフェース
Leoが重労働をしてくれます:ユーザーはスキャナをオブジェクトに向け、撮影するだけです。
どこでもスキャンができます。PCは不要です。ケーブルも不要です。
一貫して正確
強力なスキャン。前例のないパフォーマンス。
最大
0.2mmの
3D解像度
最大
28 FPSの
3D再構築率をリアルタイムで
マルチコア処理
搭載されている最速の組み込みAIスーパーコンピューターを備えたLeoは、並外れた速度と電力効率を提供します。
日光下でのスキャン
LeoのクラスIレーザープロジェクターを使用すると、人間の目には見えない模様がオブジェクトのサーフェスに投影されるので、日光の下でも簡単にスキャンができます。
SDで最大
3百万ポイント/秒の
データ取得速度
HDで最大
35百万ポイント/秒の
データ取得速度
HDモードでは解像度が2倍向上
完璧なジオメトリと色彩表現のために。
フォトグラメトリをレベルアップさせます
多用途で信頼性の高いソフトウェア
単一のスキャンソリューションで、細部と大型部品の両方をキャプチャします。
Artec Leo 3Dスキャナについてなにか質問はおありですか?
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Artec LeoのHDモードとは何ですか?
HD(High Definition:高解像度)は、人工知能アルゴリズムを搭載したスキャンモードのことです。従来のSDデータの2倍の解像度で、よりシャープでクリーン、そしてはるかに詳細な3Dモデルを作成することができます。HDモードでは、最大0.2 mmの解像度を実現でき、Leoはこれまでキャプチャが困難または不可能だった、極小型で薄い要素や届きにくい領域、そして黒くて光沢のある表面などのパーツのキャプチャが可能です。HDモードはArtec Studio 15.1以降を搭載したLeoとEvaスキャナでご利用いただけます。
HDモードの詳細はこちらからご覧ください。
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Artec Leoでスキャンできるオブジェクトの種類には一体どんなものがありますか?
Leoの撮影範囲が広いおかげで、Leoはギアボックスや鋳物、家具、彫像、人体などの中型のオブジェクトと、自動車部品やタービン、船のプロペラ、小型ボートや部屋のインテリアなどの大型のオブジェクトの両方をキャプチャするのに優れています。
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Leoは他のスキャナと比べ、どういった違いがありますか?
Leoは完全にワイヤレス(配線が不要)であることで群を抜いています。スキャン結果を表示するためにコンピューターまたはタブレットに接続する必要がある他の3Dスキャナとは異なり、Leoにはコンピューターとタッチスクリーンが搭載されており、ユーザーはリアルタイムで結果を確認することができます。
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Artec Leoが完全にワイヤレスであることはなぜ重要なのですか?
車や飛行機などの中~大型のオブジェクトの3Dスキャンでは、持ち運びやすさが重要になります。スキャン用にPCに接続された通常の3Dスキャナは、特に手の届きにくいところをスキャンする場合に、持ち運びや操作を不便にすることがあります。Leoの場合、そのような問題は発生しません。ビデオカメラを持っているかのようにLeoを持って、オブジェクトの周りを歩き回ることができます。邪魔になる可能性のある配線について心配したり、結果を表示するために別の画面に切り替える必要はありません。Leoという単体に、全てが便利に組み合わされています。
3Dスキャナの機種
スキャナのタイプ | ハンドヘルド型 |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ
極小型:<5 cm 小型:5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
S、M |
3Dポイント正確度 | 0.05 mm |
3D解像度 | 0.05 mm |
スキャナのタイプ | ハンドヘルド型 |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ
極小型:<5 cm 小型:5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
S, M, L |
3Dポイント正確度 | 0.02 mm |
3D解像度 | 0.02 mm |
スキャナのタイプ | 長距離用 |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ
極小型:<5 cm 小型: 5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
L、XL |
3Dポイント正確度 | 1.9 mm @ 10 m |
解像度 | 3 / 6 / 12 mm @ 10 m |
スキャナのタイプ | 卓上型 |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ:
極小型:<5 cm 小型: 5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
S、及びXS |
精度 | 0.005 mm |
解像度 | 40ミクロン |
スキャナのタイプ | 写真測量 |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ
極小型:<5 cm 小型: 5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
中型、大型、超大型 |
精度 | 最大0.002 mm |
解像度 | — |
スキャナのタイプ | ハンドヘルド |
オブジェクトのサイズ:
典型的なオブジェクトサイズ
極小型:<5 cm 小型: 5–20 cm 中型:20–50 cm 大型:50–200 cm 超大型:>200 cm |
中~大型 |
精度 | 最大0.1 mm |
解像度 | 最大0.2 mm |
パワフル。正確。鮮明。そしてさらに、もっと。
タッチスクリーンを内蔵したワイヤレスのArtec Leoは、並外れた使いやすさと持ち運びやすさを提供するプロ仕様の3Dスキャナとして定評をいただいております。新しい2022年度版Artec Leoはより強力で、ユーザーは保証された精度と鮮明な色が期待できます。また、全ての段階で使いやすさを提供するために、多言語インターフェースもご利用いただけます。
今までのLeoで十分満足していたのに・・という方は、今まで以上に改善されたLeoをお楽しみに。
パワーとパフォーマンスの再定義
さらなる電力でより高精度に
わずかな違いかもしれませんが、その結果は強大です。Leoの新しいNVIDIA Jetson TX2チップは、保証された精度を提供するために以前のモデルの2倍以上の電力で動作し、7.5ワット未満の電力を消費します。
GPUパフォーマンス、エネルギー効率、ディープラーニングライブラリ、メモリ帯域幅など、AI関連全体におけるほぼすべての重要な指標への大幅なアップグレードにより、LeoはTX2で2倍のインテリジェンスを実現します。
Leoは、998MHzで動作するTX1の256-core Maxwell GPUから、1300MHzで動作する新しい256-core PascalにGPU仕様を改善しました。
NVIDIAのJetson TX2は、オンボードストレージスペースを元の16GB eMMC 5.1から32GB eMMC 5.1にし、2倍の向上を提供します。
TX1のRAM仕様は8GB、128-bit LPDDR4で2倍になり、59.7 GB/sの転送速度で1866Mhzで動作します。
アップグレードされたマルチコア処理
NVIDIA Denver2は、6つの各コアに2GHzを備えた、現在のヘテロジニアスマルチプロセッサアーキテクチャに2つのコアとさらに多くの馬力を追加します。
保証済みの精度
優れた色のためのよりスマートなキャプチャ
常に均一な色
テクスチャが暗すぎたり、明るすぎる場合がありましたか?問題ございません。Leoは、近接でスキャンを行う際にテクスチャの明るさを自動的に調整できるようになりました。つまり、照明条件が不安定な場合でも、常に均一に照明が当てられた3Dモデルを取得できます。
小規模プロジェクトにより高速な処理を
新しいテクスチャ最適化アルゴリズムのおかげで、テクスチャのサイズが2倍に縮小され、プロジェクトの読み込みと処理も高速化され、さらにLeoプロジェクト全体のサイズも縮小されました。
多言語インターフェース
技術仕様
精度と解像度
3Dポイント正確度(最大):0.1 mm
3D解像度(最大):0.2 mm
被写体距離3D精度(最大):0.1 mm + 0.3 mm/m
アルゴリズム
HDモード
ハイブリッドジオメトリとテクスチャトラッキング
データ処理アルゴリズム:ジオメトリとテクスチャに基づく
自動背景除去
撮影範囲
作業範囲:0.35–1.2 m
体積キャプチャ範囲:160,000cm³
最短距離撮影範囲:244×142 mm
最長距離撮影範囲(高×幅):838×488 mm
撮影範囲(角度)高×幅:38.5×23°
テクスチャ
テクスチャ読取
テクスチャ解像度:2.3 mp
カラー:24 bpp
フォトテクスチャを使用する機能
キャプチャ率
リアルタイムフュージョンでの3D再現率、最大
22 fps
3Dビデオレコーディングでの3D再現率、最大
44 fps
3Dビデオストリーミングでの3D再現率、最大
80 fps
最大データ取得速度
35百万ポイント/秒
3D露出時間
0.0002 秒
2D露出時間
0.0002 秒
光源
3D光源:VCSEL
2D光源:白12連LED
レーザー波長: 808 nm
レーザークラス 1
ハードウェア
ポジションセンサー:内蔵された9 DoF 慣性システム
ディスプレイ/タッチスクリーン:統合された5.5 "ハーフHD、CTPオプションでの外部デバイスへのWi-Fi /イーサネットを介したビデオストリーミング
マルチコアプロセッサ
組み込みプロセッサ:NVIDIA®Jetson™ TX2 クアッドコアARM®Cortex®-A57MPCoreプロセッサNVIDIAMaxwell™ 1.33 256基のNVIDIA®CUDA®Coreを搭載したTFLOPSGPU
インターフェース:Wi-Fi、イーサネット
内蔵ハードドライブ:512 GB SSD
コンピューターの要件
サポートOS
スキャン:PCは不要
データ処理:Windows 8.1, 10 (x64), Windows 11
推奨されるPC要件 Intel Core i7又はi9、64+ GB RAM、CUDA 6.0+対応のNVIDIA GPU、8+ GB VRAM
最低限のPC要件
HD:Intel Core i7またはi9、32 GB RAM、CUDA6.0以降を搭載したNVIDIAGPU、および少なくとも4 GB VRAM
SD:Intel Core i5、i7またはi9および32GB RAM、2 GB RAMを搭載したGPU
PCはデータ処理にのみ必要になります。スキャンにPCは不要です。
出力フォーマット
3Dメッシュ:OBJ, PLY, WRL, STL, AOP, ASC, PTX, E57, XYZRGB
CAD:STEP, IGES, X_T
測定:CSV, DXF, XML
電源と寸法
電源:内蔵された交換可能なバッテリー、オプションのAC電源
寸法 高x奥x幅:231×162×230 mm
重量:2.6 kg / 5.7 lb
なぜ、Leoが選ばれるのでしょう?
製作過程を改善するためのデータキャプチャには選択肢が多い反面、問題点も同様に生じます。時間やオブジェクトのサイズ、アクセシビリティにより、正確で妥協のないデータの取り込みができなくなることもあるのです。
自動処理機能とワイヤレス接続機能を搭載した Artec Leo をご利用になれば、様々なサイズのオブジェクトを、自由に動き回りながら動画を取る感覚で簡単にキャプチャでき、3DレプリカはスキャナのHDディスプレイ上にリアルタイムに形成され、表示されます。
一台のスキャナで、無限の使い道
幅広い産業分野で様々な用途に使用されている、多機能で万能なスキャニングソリューション。
製造業からヘルスケア、アートやデザインに至る全ての現場で、Leo は数えきれない企業およびプロフェッショナルの方の業務の高速化、クオリティ向上、効率化のお手伝いを担っています。
レーシングカーから航空機に至るまで、Artec Leo はこれまで読み取りが困難だった箇所のデータも容易に取り込むことができるため、リバースエンジニアリングを従来よりも簡単に遂行することができます。
Leo のオンスクリーンディスプレイ、そしてその使いやすさにより、海上掘削装置の直接入り込めないような箇所のパイプの読み取りや、身体にぴったりフィットするスキンスーツの研究開発も実現可能となります。
ヘルスケアや医療においては、速さと簡便さが不可欠です。御社の医療の遂行を更なる次元へと導くためのArtec の3Dスキャニング技術の適用例を他にもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
たとえば、巨大な恐竜をスキャンしたり、法人類学のデジタル処理された世界へ足を踏み入れたりできるような博物館の直接体験を、生徒の方がお持ちのデバイス画面上で実現したいなら、Leo にお任せいただければ簡単です。