ARTEC とAutodeskが連携を発表。リアリティコンピューティングソフトと3D スキャナを使ってデザインを向上。
Artec Group と Autodesk は連携し、Autodesk Reality ComputingソフトウェアとARTECの手持ち型3Dスキャナー(EvaとSpider)との統合に取り組み始めることをここに発表します。本プロジェクトの意味するのはキャプチャデバイスと後処理ソフトウェアの密接な統合であり、ユーザーはこの統合についての最高の体験とオールインワンソリューションを手に入れるでしょう。このコラボレーションはまず、ARTECの手持ち型スキャナーがAutodeskのProject Mementoに統合されることに始まり、それは2014年10月9〜23日にフランスのパリで開かれるAutodesk Pop-up GalleryにおけるArtec’s Shapifyボディスキャンブースの登場で幕が開きます。
Project Mementoが目指すのは、どのようなリアリティキャプチャ入力(写真、スキャン)も高解析3Dメッシュモデルに転換するための、エンドツーエンドかつオールインワンのソリューションを提供することです。そのコアエンジンとデータ構造は積み上げ方式で構築されており、リアリティデータをメッシュへ転換する際に通常生み出される巨大なメッシュデータをサポートします。Mementoは、ウェブサイト、モバイル体験、それ以外のデザインや製作用にクリーンアップ、メッシュエラー修正、生成モデルの準備と最適化を行うことに焦点を当てたツールセットを備えています。
ARTECの手持ち型3Dスキャナーは高い精度と解析度を誇り、品質コントロール用のCADアプリケーションや、非常に精密なCGシーンにも用いることができます。ARTEC最新製品であるShapify Boothボディスキャナは近頃、イギリスのスーパーマーケットのAsdaに備え付けられ、買い物客は自分や家族にそっくりな3Dプリント“shapies”を作るのを楽しんでいます。
ARTECの Eva and Spiderをクリックしてください。
ARTECの Shapify Boothはこちらをクリックしてください。
上記の恊働と同様に、3D 技術をあまねくアクセス可能にするというARTECのビジョンは、人々がより良い世界を想像し、デザインし、創造するのを支援するというAutodeskのアイデアに賛同するものです。