3Dスキャンアプリデベロッパー待望のArtec SDK 2.0をリリース
今年の年末、Artec 3Dでは特別なお祝いをし、最高の3Dスキャンソリューションへの情熱をお客様とシェアできるのを本当に嬉しく思います。10周年記念を迎える当社は、Artec Eva 3DスキャナとArtec Studioのライフタイムライセンスを贈呈します。クリスマスシーズンを前に、ソフトウェアの旧バージョンのアップグレードを大特価で提供するキャンペーンを発表しました。今日は、前バージョンが3Dスキャンアプリデベロッパーに大好評頂いたArtecスキャンSDKの最新版をリリースします。
自動3Dスキャン、産業向け品質管理、リバースエンジニアリングでArtrec 3Dの最新ポータブルスキャナのいずれかを御社システムに導入したい場合、Artec SDK 2.0こそ、お探しのソリューションです。
SDKの前のバージョンは、3Dスキャナを制御し、キャプチャした3Dデータをテクスチャ情報のある完璧な3Dモデルに仕上げることができる、カスタマイズアプリを開発する信頼できるツールとしてその評価を確立しました。SDKの使用例としては、そのまま製造可能な鋳型やダイを作成するAutodeskのPowerShape CADソフトウェアや、ArtecのRoboticScan自動3Dスキャンシステムがあります。
RoboticScan:Artec Space Spider 3DスキャナをUR3ロボットアームが操作
パワフルな新機能満載のArtec SDK 2.0をお使いいただくことにより、さらにパワーアップしたカスタマイズ3Dスキャンアプリを開発することができます。
SDK 2.0のリリースにより、当社は3Dデータ処理を効率的に行う新機能を搭載し、SDK 1.0をパワーアップしました。
3Dスキャンでの作業を簡単にした新機能の1つは自動位置合わせ機能で、これによりオブジェクトの複数のスキャンデータをソフトウェアが自動的に配置し、シームレスな3Dモデルにメッシュ化します。自動位置合わせ機能を大型プロジェクトで使えば、ユーザー自ら複数のスキャンデータの共通リファレンスポイントを見つけ、手動で位置合わせする必要がなく、特に便利です。
また、SDK 2.0は超高速グローバルレジストレーション機能を搭載しており、この機能を実行すると、スキャンを構成しているすべての1フレームサーフェスが単一の座標系上に計算されます。これは、今まで、3Dモデルを作成する際に最も手間と時間のかかる作業でした。SDK 2.0では、最新のグローバルレジストレーションアルゴリズムを組み入れることにより、従来と比較し、最大20倍の速さで処理を行うことができるようになり、小さなプロジェクトでは数分、大きなプロジェクトでは数時間の作業時間の短縮を可能にしました。
最新のグローバルレジストレーションアルゴリズムは、すべての3Dフレームを最大20倍の速さで単一座標系に変換するため、小さなプロジェクトでは数分、大きなプロジェクトでは数時間の作業時間の短縮を実現しています。
もう1つの機能は、3Dモデルにテクスチャ情報が適用できることです。フルカラーの3Dモデルでオブジェクトをスキャンすると、スキャナはジオメトリとテクスチャの2つのデータセットを生成します。後処理が終わった段階で、テクスチャ情報のデータセットをジオメトリ情報のデータセットに正確に重ねることが極めて重要です。Artecの自動アルゴリズムにより、驚異的な正確性で、あっという間にテクスチャ情報が適用されます。
これに加え、SDK 2.0はArtec Studioフォーマットのプロジェクトをサポートしているため、SDKを使用したアプリでオブジェクトをスキャンしたら、それをArtec Studioで簡単に開くことができます。同様に、Artec Studioでスキャンしたオブジェクトも、このアプリで開くことができます。
Artec Scanning SDK 2.0のすべての機能を試してみる – 当社のウェブサイトからこのツールを無償でダウンロードできます。