ARTEC 3Dは、Digital Scan 3D社(ポートランド)と提携。次世代セルフィーを実現する「Shapifyブース」を設置
米カリフォルニア州パロアルト。2015年5月15日。 プロ仕様の3Dハードウェアとソフトウェアの大手デベロッパー/メーカーであるArtec 3Dと、ポートランドに本拠地を構える3Dサービスプロバイダである Digital Scan 3D社 は、提携して米オレゴン州ポートランドのワシントン・スクエア・モールにARTECの「Shapifyブース」を設置することで合意したことを本日発表しました。モールを訪れるお買い物客様がブースに入ると、全身を12秒でスキャンし、デジタルモデルを3Dプリントします。このようにして完成するミニチュアの自分自身の人形を「シェーピー」は呼ばれます。
ポートランドのお買い物客様も、卒業や、結婚、妊娠など、人生の大きな節目を思い出として残す方法を変えた、この画期的な技術をご利用いただけるようになりました。シェーピーは全身スキャン・ブースでスキャンできるユニークな体験を提供するだけでなく、あなただけのスタイルと自己表現を具現化する素晴らしい贈り物または瞬間を作ることができます。写真は家や会社のあちこちに飾られており、ありふれています。シェーピーは、これまでにない方法で、高品質かつ鮮やかな色で私たちの大切な瞬間を捉え、それを陳列することを可能にします。
「ポートランドはイノベーションの中心であるだけでなく、文化的発展や創造性の中心でもあります。」そう語るのは、ARTEC 3Dのアルテン・ユーヒン代表取締役社長兼CEOです。「他では得られないこの体験と技術をポートランドの人々に提供できることを極めて嬉しく思っています。制作される人形1つひとつの精度、品質、ディテールには、驚かれることでしょう。お客様がShapifyブースを使って、どのように想像力を発揮して、ご自身やご友人、ご家族の3Dの大切な記念品をお作りになるのかを見るのが楽しみです。」
ブースには、高解像度のARTEC 3D広角スキャナが4台設置されており、被写体をあらゆる角度からスキャンします。これらの高精度スキャナは極めて精度が高いため、航空宇宙、医療、製造業界でご使用になれるだけでなく、シャツのシワから腕に彫った刺青まで、極細なディテールでさえキャプチャします。ARTECの洗練されたソフトウェアは無数の生成された画像を自動的につなぎ合わせ、3Dプリントできるよう、3D全身画像ファイルを作成します。プリントした人形はお客様が次にお買い物に訪れるときに引き取りに来ることも、自宅に直接配送することもできます。お客様は全身スキャンの3Dファイルを購入し、自宅の3Dプリンタを使ってプリントすることもできます。
「彫刻や肖像画から、カメラ、そして携帯電話内蔵カメラと発展してきたように、人類は人物とその時々を記憶するための最善の方法を模索し続けてきました。」こう語るのは、Digital Scan 3D社のリッチマン・シャンシンビ氏です。「最近は、誰でもが高性能カメラをポケットに入れて携帯していますが、写真に映し出されるイメージは画面の向こうから出てくることはありません。シェーピーはその限界を超えたフロンティアで、私たちは思い出をとどめるだけでなく、フルカラーで詳細な記憶として捉え、それを陳列することができるようになりました。」
Shapifyブースは米オレゴン州ポートランドのワシントン・スクエア・モール内メイシーズの前で、5月15日にオープンします。Shapifyブースに関する詳細は、 https://www.shapify.me/でご確認ください。
Digital Scan 3D社について
Digital Scan 3D社は米オレゴン州ポートランドに本拠地を構える3Dスキャナおよびソフトェアを提供する会社で、3Dスキャン、リバースエンジニアリング、品質保証、有限要素解析(FEA)に特に力を入れています。Digital Scan 3D社はこれらのサービスを提供するだけでなく、3Dスキャンソフトウェアまたはハードウェアの導入や最適化に関心をもつお客様への長年の経験に基づいたカウンセリングサービスも提供しており、お客様が事業や技術での新たな取組を実行し、成果を挙げるようサポートしています。Digital Scan 3D社のお客様への取り組み方こそ、同社を他者と一線を画しているものであり、お客様により高い付加価値のあるサービスを提供しています。Digital Scan 3D社に関する詳細は、 http://digitalscan3d.com/をご覧ください。