DREMA展で、木工部門で使える3Dスキャニングソリューションを紹介します
木工・家具産業向け機械工具の国際博覧会であるDREMA 2017展には、Artecのゴールドパートナーである3D Masterを始めとする、500社を超える出展企業が参加します。このイベントは中東欧最大の木工・家具産業向けイベントで、お客様は最新かつ効率的な製造方法、産業の主流トレンド、そして素晴らしい市場機会を知ることができます。
Artec 3Dは木工家具産業に何を提供できるでしょうか。まず第一に、全く新しい生産設計方法と製造可能の合理化を実現できます。当社の高精度3DスキャナEvaとSpace Spiderをお使いになることにより、家具の一部やインテリア用装飾品をスキャンし、これをリバースエンジニアリング用ソフトウェアを使って編集することで、完璧な形にデザインしたり、改良したりしてから製造開始することができます。
当社のお客様で、米カリフォルニア州に本拠地を構えるMU Form Furniture Design社は、3Dスキャニング技術を活用することにより、生産性を向上し、作業時間を短縮し、費用を削減することに成功しました。同社は、動作速度が遅く、大きくて取り扱いにくいルーターデュプリケーターを使用していましたが、動作速度が早く、軽量のEva 3Dスキャナに切り替えました。従来の作業では、「期待したとおりの品質を実現することはできなかった」と、マーク・レオン MU Form社CEOは言います。3Dスキャニング技術を使用することにより、鋳型製造にかかる所要時間はこれまでの60~90日から20日に短縮され、費用は10~15%削減しました。
木工が活躍するのは家具製作だけではありません。さまざまなアーティストも3Dスキャニング技術を使い、素晴らしい芸術作品を制作しています。造形作家のInigo Gheyselinckさんは、CNC加工機で、驚くほどリアルなスイスの歴史上の人物の木造彫刻を作りました。Artec Evaで作成した3Dモデルから、CADが使えるフライス加工用ファイルを作成しました。
現在、木工に携わっており、その作業方法を近代化したいとお考えならば、是非、DREMA展の3D Masterのブースまでお越しください。同社のエキスパートが実演を交え、現在市販されている各種ソリューションの利点について説明した上で、お客様のニーズに最適なツールを選択するためのお手伝をします。
会場:ポーランド、ポズナン、ポズナン国際博覧会第5ホール、第35ブース
日時:9月12~15日