カヤック

2台のハンドヘルド3Dスキャナを組み合わせれば可能になることを示す良い例として、この長さ3メートルのカヤックがスキャンされ、高精度ですぐに使用できるVR（仮想現実）3Dモデルに変換されました。100％ケーブルが不要のArtec Leoは、そのカヤックの完全なジオメトリを高解像度のカラー3Dでほんの数分間でキャプチャすることができました、その後、Space Spiderはズームインをして、カヤックの複数の表面にまたがる数十に及ぶ非常に細かいコンポーネントをサブミリ単位のレベルでキャプチャしました。すべてがArtec Studioでまとめられましたが、柔らかくて薄い要素いくつかはZBrushでモデル化されました。最終結果は複数のArtec 3Dスキャナの相乗効果を多くを物語っています。それはスキャナ数台がいかにして複雑な断面を持つ大型オブジェクトをキャプチャするために使用されたのかを明らかにします。

そのような3Dモデルはどれだけ驚異的に役立つか、ご存じですか？例えば、あなたが軍隊級のフライト・シミュレーターのために輸送機のコックピット全体をキャプチャしなければならないスキャン技術者であるとしましょう。そしてそれらすべてをスキャンして、その処理もして、それをCADにエクスポートする作業にたった1日しかないとしましょう。そして極めつけに、その最終結果はエンジニアと訓練を受けたパイロットによる綿密な検査を受けるために、すべてがミリメートル単位で完璧でなければならないとしましょう。この状況でLeoを使用すれば、フライトデッキ内のすべてを1時間以内にキャプチャすることができます。それからトグルスイッチや小型ボタンなど、より複雑な詳細のある領域にSpace Spiderを使用することができます。そして同じ日のうちに、それらすべてのスキャンをArtec Studioソフトウェアでひとつにまとめ、CAD対応ができる、はっと息を呑むほど正確な3Dモデルに仕上げることができるはずです。