アーテックは辰年を歓迎
シャンパンの栓を抜いてグラスを高く掲げて新年を迎えたのは、ついこの間の事のようです。しかし、中国ではこれから新年‐辰年を迎えます。それに敬意を表して、当社は辰の銅像を3Dスキャンしました。これが、iPhoneのViewshape 3Dモデルギャラリーに掲載されています。
Viewshapeに掲載された中国龍の3D モデル
人生の様々な事についてもそうであるように、新年の迎えかたも各国で異なっています。アメリカや欧州では大晦日にお祝いをする一方で、中国では1月末に爆竹を鳴らしてお祝いします。中国の新年が始まるのは月の満ち欠けにより、毎年異なりますが、今年は1月23日に始まります。中国暦によると、2012年は辰年になります。
当社が3Dスキャンした辰の像は、高さが約25 cmの銅像で、権力を意味する真珠をその手に握っています。くねくねとした形で、装飾が細かく、全体的に暗い像は決してスキャンするのが簡単なオブジェではありません。
質感データを加える前の3Dモデル
色合いにこだわった結果、当社は Artec MHT とS scannerの2つのスキャナーを用いることにしました。まずは、Artec MHTで質感データを含めてモデルをスキャンし、その後S Scannerで細部をスキャンしました。スキャンにかかった所要時間は約2.5時間です。スキャンしたデータをArtec Studioに取り込み、質感データを加えていきました。
完成した3Dモデルは、Viewshape.com からiPhoneにダウンロードしていただけます。Viewshape とは、Windows とiPhone でご覧いただけるおう当社の無料3Dビューアーです。
2つのスキャナーを用いた高精度3Dモデルの製作方法に興味のある方は、どのように当社が高級暖炉のスキャンに成功したかについてご覧いただけます。こちらをクリックして下さい。
辰年はエネルギーとビジネスの成功を約束する年と言われています。さぁ、爆竹を手に、もう一度新年をお祝いしましょう。今回は、チャイニーズ・スタイルで!